見沼園増築新棟「はなれ」ついに完成!
2021年9月より建設着工した増築新棟「はなれ」がついに完成いたしました。
木造2階建の「住まいとしての居心地の良さ」を追求した素晴らしい建物です。
木のぬくもりを感じる落ち着いた空間で、新しい生活が始まります。
居心地よい居室・車いすの方も利用できる特殊浴
見沼園は1987年開業以来35年が経過しています。
近年では建物および設備の老朽化が目立ち始め、5年半前から解決方法を模索すべき調査研究を開始いたしておりました。
2020年7月に補助金協議申請をあげ、このたび補助金をいただくことができ新棟建設の運びとなりました。
従来の居室は開業当時居室基準である1人1坪(3.3㎡)の4人部屋でしたので、動きが不自由で不便な面がありました。新棟では現行基準の1人3坪(9.9㎡、6畳)の広さとなり、快適居住空間で生活を送ることができます。また「密」も解消され、居室環境の大幅な改善となりました。
通所利用者へのメリットとしては、入浴支援の改善をはかるため、リフト浴や特殊浴槽を設置いたしました。座位が困難な方でも安心して利用することが可能です。
入所のご利用者、通所のご利用者ともに快適に過ごせる生活環境が整いました。楽しく笑顔あふれる毎日がスタートします!
建設決定から完成までの流れ
■2021年3月補助金支給が決まりました。
施設長の発表にご利用者・職員共に喜びの歓声があがりました。
■2021年9月地鎮祭の様子
晴天の中、ご利用者も参加して無事に地鎮祭をとり行うことができました。
■完成までの写真
工事前の様子
根伐・砕石の様子
基礎鉄筋組の様子
軸組建方の様子
外壁工事の様子
足場、シートを
はずした様子
元駐車場だった場所に「はなれ」が誕生しました。
地盤整備から基礎、足場と毎日少しずつ変わる工事はとても見ごたえがありました。ご利用者も窓から毎日工事風景を見ており、「いつできる?」「まだかな?」「楽しみだね」と完成を待ちわびていました。
ついに完成!!テープカットセレモニーをとり行いました!
4月13日晴天の中、ご利用者にご参加いただきテープカットセレモニーをとり行いました。
また、この日はご利用者が初めて「はなれ」の中に入り、見学会を行いました。初めて入る新棟にご利用者みなさん笑顔があふれていました。引っ越しが楽しみです。
■見学の様子
スロープを上がり
中に入ります
用意されています
何が見えるかな?
食堂があります
歓喜の声が上がりました
安心・安全で快適な生活を送るために
安心・安全な生活を提供すべく、無事 新棟「はなれ」が完成いたしました。
木造2階建ての広々とした館内は、木のぬくもりを感じるとても落ち着きのあるつくりになっています。
機能面では、昨今大きな課題となっている感染症対策において、10人ずつのゾーニングが可能となり、クラスター発生を極力回避する仕掛けとなっております。
また、館内には4台のピュアウォッシャーを設置し、空気除菌・消臭も行っています。
居室に設置する家具はご利用者自身に選んでいただきました。そのため、より居心地の良い空間ができました。和室をイメージして家具を選んだ方、好きな色のチェストを選んだ方様々です。これから生活を始め、居室の雰囲気がどんどん変わっていくのが楽しみです。
ご利用者が「はなれ」でより一層快適に生活できるよう職員一丸となり支援に励んでまいります。
まずは引っ越しに向けて準備を進めていきたいと思います。
見沼園はなれのお問い合わせは下記までお願いいたします。
社会福祉法人聖徳会
見沼園
埼玉県行田市荒木1735
048-557-2873