2024年 放課後等デイサービス ポコ・ア・ポコの夏休み大公開
ポコ・ア・ポコは、「ここでたのしむ!だんだんとそだつ!」をコンセプトとして、2015年(平成27年)4月に行田園内の一室を活用し、放課後等デイサービス事業のみで開業しました。
その後、2018年7月1日に児童発達支援、2023年10月に保育所等訪問支援の指定を受け障害児に対して総合的な支援をする多機能事業所となりました。
2024年の夏、ポコ・ア・ポコでは外出も含めて室内でのイベントを広ろげ、楽しい経験をたくさん提供いたしました。
少し時期が遅れてしまいましたが、子どもたちの笑顔あふれる夏の活動を詳しくお伝えします。ポコ・ア・ポコの夏休みの魅力をぜひご覧ください。
★ご利用者の成長に合わせた外出先★
2024年の夏休みは、外出先の選択肢を大幅に広げました。
ご利用者の年齢は、小学生から高校生までと幅があるため、それぞれの年齢や興味に合わせた外出先を提案して、ご本人に選択していただきました。
その一例をご紹介します。
【1】「電車乗車体験をしながら造幣局見学」or「 回転寿し」
【2】「洞窟・化石館」or 「映画鑑賞」
2班に分かれて行動しました。
★毎年恒例のペットボトルロケット・夏祭り★
ポコ・ア・ポコでは、専用グラウンドを使えるので、長期休みに入ると、ご利用者はグラウンドでの活動を楽しみにしています。
人気のある活動の一つにグラウンドで「ペットボトルロケット飛ばし」があります。
炭酸飲料用ペットボトルを利用して、子どもたちが自分自身でロケットを作製します。
完成したロケットをグラウンドに持参して、炭酸ガスの泡が出る発泡性の入浴剤を使用して、誰がどこまで飛ばせるか?の競争をして楽しんでいます。
このロケットは、作り方次第で飛距離が変わるため、何度か手直しをしながら世界に一つしかない自分のペットボトルロケットに仕上げていきます。
ご利用者は毎年、工夫を凝らしながら作製しているので、飛距離も年々延びています。
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そして、ポコ・ア・ポコで大人気の夏祭りイベント!!
職員が出店の店主役をして、ご利用者に楽しんでいただく一週間。
出店は、魚釣りゲーム、輪投げ、ストラックアウト、ループ、ボーリング、ダルマ落とし、宝探し、お菓子引き、たこ焼き、かき氷、フランクフルト、唐揚げなどなど盛沢山☆彡
「今年はどんな出店がでるのかなぁ?」と夏休み前から楽しみにしてくださっているご利用者や、浴衣を着て参加するご利用者もいます。
★楽しく作りながら学びます★
夏休みには、手作りランチや手作りおやつなどもしました。
どんな料理を食べたいか、それにはどんな食材が必要かなどの事前学習を行いました。
ご利用者は「食べたいもの」はたくさんあります。
「さて困った。どうしよう!」と考えた結果、みんなが好きな物を好きな量だけ食べられる「ブッフェ形式」にしようとなりました。
さあ、いざ調理開始!!
それぞれの班に分かれて協力しながら食材を切ったり、混ぜたり、炒めたり・・・、盛り付けは見栄え良くネ!
食材の選び方や調理法を工夫することで、創造性を刺激することができました。
★ポコ・ア・ポコが大切にしていること★
すべてのお子さまが、必ず一歩一歩少しずつ成長します。
一人ひとりのお子さまの成長に合わせた活動、支援をご家族のお話も聴きながら職員で何度も話し合い決定しています。
お子さまたちには、私たちも知らない未知の可能性がたくさん詰まっています。
その可能性をポコ・ア・ポコで様々な体験や経験を通して広げていき、笑顔があふれる未来を歩んでいただきたいと思っております。
ポコ・ア・ポコ – 聖徳会 | 知的障害者支援の社会福祉法人聖徳会