グループホームルーチェってどんなところか知ってる? 外観は少し大きい一般の住宅!

あなたはグループホームと聞いてどんなところを想像しますか?

私の友達は少人数の老人ホームでしょと言っていました。

ウィキペディアで調べると【 高齢者 、 障害者 、親と同居不可能な子供などの生活に困窮する人が、小人数で支援を受けながら一般住宅で生活する、社会的 介護 、 養護 の一形態である。 地域社会に溶け込む生活が理想とされ、「集団生活型介護」とも称する】と書かれています。

埼玉県ではまだ少ない「日中サービス支援型」に変更

グループホーム ルーチェは、2016年(平成28年)10月に開業しました。当時は定員10名でスタートし、まだ5年と比較的新しいホームです。「ルーチェ」とはイタリア語で「光」「輝き」という意味です。

「障害があっても地域の中で暮らし続けたい」「施設は出たいけれど、知っている職員がいるホームで安心して生活したい」という、聖徳会のご利用者ニーズを実現するためにスタートしました。

また、2020年(令和2年)10月には隣接する2棟のホームに増築しています。それと共に、職員不在の時間があった「介護サービス包括型」から、24時間職員が常駐している「日中サービス支援型」にサービス類型を変更いたしました。現在の定員は10名→19名、短期入所1名の計20名になりました。

日中サービス支援型ですので、24時間、相談、入浴、排せつ又は食事の介護、家事等の日常生活上の援助と、入浴等の介護を合わせて行うサービスを提供します。

短期入所は、自宅で介護を行っている方が病気などの理由により介護を行うことができない場合に、障害のある方に短期間入所してもらい、入浴、排せつ、食事のほか、必要な介護を行います。このサービスは、介護者にとってのレスパイトサービス(休息)としての役割も担っています。

アットホームの雰囲気のもと、普通に楽しく暮らせることを大切に!

2棟2ユニット(ルーチェ1、ルーチェ2)が隣接してあるため、グループホーム ルーチェとして事業所の一体感があります。

建物の構造から4人~6人が生活の場の基本人数ですので、アットホームな生活ができるようになっています。当ホームの一番の特徴は、男女ミックスのホームであるということ。この形態については賛否ありますが、開業以来問題なく、和気あいあいとした雰囲気で生活できています。
 
できる限り自由度の高い生活をしていただけるようにしています。しかし共同生活の場であることから、ほかのメンバーの生活に支障があることは避けていただく必要があります。

平日の日中は基本同法人の通所を利用していますが、なかには一般企業に就職している方もいます。

土日は昼食やおやつ等を買いに、近くのスーパーやコンビニへ。

ほかにも日用品の購入に出かけたり、1人では難しい方は職員が同行し、車での送迎もします。
月ごとに誕生日をケーキでお祝い。
地域の活動にも希望者のみですが参加したりしています。


現在、新型コロナウィルス感染拡大のため、土日の昼食は弁当を外注したり、外出制限中。落ち着いたら外出を再開し、季節の行事や、地域の行事に参加できたらと思います。

グループホームルーチェの職員はどんな仕事をしているの?

■主な職員の仕事の内容を紹介します。

  ・ご利用者の着替え確認
(季節に合った服を着ているか)
  ・体調確認
(朝、昼、夕、寝る前検温、必要な方は朝夕血圧測定)


・朝食・夕食の準備、片付け
  (夕食は食材宅配サービスを利用し職員手作り)
・服薬確認
(朝、昼、夕、寝る前服薬のある方のみ)


 ・食器の熱湯消毒
(感染予防のため)
 ・事業所の送迎への送り出し・出迎え
(送迎車の乗降安全確認)
 ・共同スペースの清掃
(リビング、廊下、浴室、トイレ等)
 ・ご利用者居室は土日ご本人が行うが必要に応じて援助
 ・消毒(朝、夜手すり等除菌水で消毒)
 ・入浴介助(必要な方のみ)
 ・洗濯介助(必要な方のみ)
 ・シーツ等交換
(毎週金曜日洗濯出し、必要な方のみ介助)
 ・昼食の買い出し
(土日好きなものを購入、必要に応じて送迎や買い物援助)
 ・日用品の購入(買い物援助、必要に応じて買い物代行)
 ・就寝確認、夜間巡回(2回)
 ・雑談したり、相談、苦情があれば聞き対応します。

日中サービス支援型のため、ご利用者は用事などある場合には日中活動事業所をお休み場合もあります。

支援の内容を見ると「たくさんあるな~」とか「大変そう」と思う方もいるかもしれません。
しかし、日中を含め常時最低1棟につき1人の職員配置をしています。1人の職員がすべて行うことはありません。夜勤、日勤、遅番が連携し、協力しながら行っているので負担は少ないです。

ルーチェで働いてみませんか?まずは見学から

グループホームルーチェは、障害を持った方が地域の中で家庭的な雰囲気で生活しているところ。
共同生活なので、ご利用者間のトラブルや不満等あります。そんな時は職員がうまく間を取り持ったり、相談に乗ったり、盛り上げながら楽しく生活ができていると思います。

私が学生の時、福祉施設はボランティアをするところの認識でした。実際アルバイトをしている人は見たことがありませんでした。
しかし、現在ルーチェでは大学生がアルバイトをしています。

また、資格がない方や専業主婦時代が長かった方、定年後の再雇用の方等、いろいろな方が働いています。
長く働いていると資格を取れるチャンスがあります。
なんとルーチェでの実務3年経験で、国家資格の介護福祉士にチャレンジすることもできるのです!

お小遣いを稼ぎたい方、余裕のある時間に働きたい方、障害を持った方と関わってみたい方、資格を活かしたい方ちょっと興味がある方・・・、どなたでも見学に来てみてください。
ルーチェの雰囲気、ご利用者の様子、職員とご利用者の関わり方など感じることができると思います。

管理者や職員、ご利用者はとても話しやすく、いろいろ教えてくれますよ。勤務時間等もご希望に応じて調整できることも多いです。

私たちと一緒に働いて、ご利用者の生活援助に関わってみませんか?